【簡単にわかりやすく!】フィリピン・セブ島の歴史をまとめてみた。【留学前に必ずチェック!】
こんにちは!
セブ島在住でフィリピン人夫と暮らすセブ妻です。
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今回はセブ島の歴史についてお話したいと思います!
簡単にわかりやすくお伝えします。
セブ島があるフィリピンってどんな国?
私がセブ島に住み始めたころ、友達に「セブ島に住むよ!」というと、「セブ島ってインドネシア?」「セブ島ってタイ?」と幾度となく言われました。セブ島=アジアのリゾートというイメージはほとんどの日本人についていると思いますが、明確な場所や距離、国名さえ確かではない場合もあります。
そこで今回はセブ島がどんな島なのかご紹介したいと思います!
フィリピンは7,107の島でできている!
フィリピンには、なんと7,107もの島があります。そのうちの7割ほどは無人島だと言われ、人が住んでいるのは3割程度となります。セブ島もその数ある島のうちの1つです。首都マニラがある島は、ルソン島と呼ばれています。
フィリピンの気候は?年間を通して平均気温が27℃程度
フィリピンの気候は、年間を通して平均気温が27℃程度です。年中暖かい常夏の国ですが、季節は6~11月が雨期、12~5月が乾期と言われています。
雨季はスコールが激しくなり、突然の雨に襲われることもしばしばあります。
セブ島の言語は?フィリピンの公用語はタガログ語と英語
フィリピンの公用語は、タガログ語と英語です。ですが、フィリピンには172個もの母語があると言われ、セブ島もその一つに当てはまります。
セブ島に住む人々はビサヤ語という言語を話します。また昔アメリカの植民地だった時代の英語教育の背景から、セブ島にも英語が馴染んでいます。そして現在、多くのフィリピン人は英語が堪能です。
フィリピンの始まりから現在までの歴史を振り返る
フィリピンが現在の姿となるまでの歴史を振り返りましょう。
東南アジアでは仏教が馴染み深い中、95%がキリスト教を占めるフィリピンの歴史は興味深いものがあります。
14世紀ごろにはマレー半島からイスラム教が入り全土に広がる
フィリピンに人類が現れたのは旧石器時代にさかのぼります。そして紀元前200~300年前にマレー人が侵入します。
14世紀ごろにはマレー半島からイスラム教が入り全土に広がり、15世紀ごろには東インド諸島や中国、タイとの貿易が始まります。
ポルトガルの航海士マゼランがセブ島を発見
1521年にポルトガルの航海士フェルナンド・マゼランがセブ島を発見します。その後マゼランはその土地の支配者フマボン王に認められ、何度も王宮を訪ねます。
そして女王への贈り物に「サント・ニーニョ(幼きキリスト像)」を渡し、キリスト教への改宗に成功するのです。その後セブ島を中心とした周辺の島への布教活動を行います。
マゼランが贈ったサント・ニーニョを崇めるお祭りが現在も一年に一度セブ島全土で行われます。そのお祭りについては下記のブログを参考にしてみてください。
マクタン島においてマゼラン戦死
キリスト教の布教活動に励んでいたマゼランは、セブ島で権力を持ち始め、次にマクタン島を支配しようと考えました。その時、当時のマクタン島の王、ラプラプ王が1000人にも及ぶ家来を率いて反乱を起こしました。
そしてマゼランは戦死します。そしてこの出来事から現在マクタン島にはラプラプ像と呼ばれる記念碑が建てられています。
スペインの植民地となったフィリピン
マゼランの死後、スペインはフィリピンに軍隊を送り込み、1571年にマニラが陥落、長いスペインによる植民地時代が続きます。そんな中、1896年に独立革命が起こります。
一度目は失敗に終わりますが、1898年に第二の革命が起こり、アギナルド初代大統領が独立宣言を果たし、フィリピン第一共和国が誕生します。しかし、米西戦争で勝利したアメリカはスペインとの講和条約により、フィリピン領有権を獲得します。
フィリピンは反発しますが、最終的にアメリカの植民地支配が始まり、その後第二次世界大戦が勃発します。第二次世界大戦時は日本軍がフィリピンを占領していました。
そして同時にフィリピンはラウレルを大統領とするフィリピン第二共和国を設立します。その後、第二次世界大戦に日本が敗北し、フィリピンはアメリカの植民地に再び戻らざるを得ない状況になります。
そしてついに1946年、戦前からのマニラ条約にて独立が約束されていたことにより、フィリピン第三共和国として再独立を果たします。
フィルディナンド・マルコス大統領とイメルダ婦人の登場
1965年にフィルディナンド・マルコス大統領とイメルダ婦人が登場します。マルコス大統領は独裁政権を打ち立て、それに反対派であったベニグノ・アキノ上院議員がアメリカから帰国を決意します。
ですが、フィリピンに到着した飛行機を降りた瞬間に射殺されてしまいます。その後1986年に行われた選挙に射殺されたアキノ上院議員の妻が出馬し、勝利したように思えたのですが開票の結果、マルコス大統領の勝利が報道されます。
この結果に民衆が反発し、マルコスは亡命、妻であるコラソン・アキノ大統領が誕生します。そしてフィリピンの民主化が始まります。
現在のロドリゴ・ドゥテルテ大統領の支持率は8割にも及ぶ!
現在フィリピンの大統領を務めるロドリゴ・ドゥテルテ大統領の支持率はなんと国民の8割にも及びます!賄賂が行きかう役所の取り締まり、警察と犯罪集団がグルになった麻薬ビジネスの排除などに徹底的に取り組んでいます。処刑もいとわない「麻薬撲滅戦争」など過激派としても有名ですが、国民の支持率はかなり高いのも事実です。
フィリピンの知ると奥深い歴史の数々!
フィリピンに住んだからこそ聞けるフィリピン人が思う日本との関係やフィリピン人の歴史に対する考え方などは、とても興味深いものです。現在は多くの日本人や日本の企業がフィリピンに進出していますが、将来はフィリピン人やフィリピンの企業が日本に進出となるのでしょうか?興味深いです。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Salamat:)